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V-Ray for Rhinoで実物撮影の写真と

同様な品質のCGを作る!

実写真と同じようにV-Rayで作れないか?!

この画像は実撮影のものと聞いてます。

この2つ画像が写真とCGです。どっちがCGでしょうか。(答えはこの記事最後にあります。)

写真は実際に撮影とレタッチをされた画像と聞きました。写真と同様の品質でV-Rayで出来ないか?っというのが始めの挑戦。写真を「マネ」すれば楽勝と思っていましたが、いやいや次々と難関が。。

お客様にご支給いただいた完璧なRhinoデータをまじまじと観察し、ライティングの仕方やマテリアルの構想をし、その後にカメラのアングルを写真と合わせるべく広角ぎみのレンズの設定や、カメラ自体の場所を調節するも、、、問題発生。それは、

このアングルに合わせると、カメラが室外になる。

この写真に合わせてRhinoのカメラを合わせると、どうしても室内の外側にカメラを配置することになります。このような場合では通常、広告写真は手前の壁を外してから撮影しますが、壁を外すことで施工した時と違う光の回り込みになります。壁がないから。

壁を外すことなく、室外のカメラから室内をレンダリングするには、一般的なCGソフトウェアはカメラのレンダリングする範囲、Near Clip PlaneとFar Clip Planeを決め、レンダリングしたい範囲を決める事が出来るのですが、なんとRhinoは出来ないのです。(>_<)

broken image

範囲を決めれないRhinoのカメラでこの壁を無くしてレンダリングするには。

ぶった切る。

broken image

言葉悪くてスミマセン。V-Ray for Rhinoには物体を切ってレンダリングできる機能があります。

モデルの切りたい場所に平面の板形状を用意して、以下の「Convert to Clipper」を行うとその板の部分で切ることができます。後でその切った断面は自由に変えられます。

broken image

正確には、切った部分は光の計算はしてるんです。表示してないだけ。

これを使ってカメラが室内の外側でも邪魔な壁を取りはずすのではく、表示しないことができるのです。実物にはできない、CGならではの表現です。

この方法を使えば、どんなに狭い空間でも広角レンズで室内の広さを表現することができます。上記の画像は分かりやすくバスタブをぶった切ってますが、もっと手前で切ると冒頭の完成CGになります。

今後は、光の回り方をお伝えします。

答え:CGは右画像!

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